コンセプト
意のままに、操れ。
WATANBE GRIPのコンセプトは、このキャッチフレーズに集約されています。
ゴルフ熟練者は一定以上の技術を身につけ、道具も良いものです。その研ぎ澄まされた制約の中で、身体とクラブを繋ぐ「グリップにこそ、更なる可能性がある」と私たちは考え、開発の原点となりました。
腕からグリップに伝わったパワーをもっと増やせないか?フェースアングルを瞬時にシャフトフェースにプレイヤーの意図通り伝えられないか?それらを極限まで追求し、低トルクで常にスクエアに戻ろうとする特性を最大限に高めました。プレイヤーは余計な動きを足す必要なく、逆にこれまで余計な動きを足していたプレイヤーは再現性の高いシンプルなスイングへと変わっていくことも期待できます。
グリップの概念を覆す、WATANABE GRIPの結論をぜひ体感してください。
開発秘話
「人命にかかわる精密な技術」をゴルフグリップに
WATANABE GRIPの誕生の裏には、ワタナベラバー株式会社にあります。
ワタナベラバー株式会社は、車載ブレーキ用ゴム部品を製造するゴムメーカーとして愛知県で産声を上げました。
創業から半世紀を過ぎた2020年代。主事業は、100年に一度と言われる自動車業界の大変革の時を迎えています。
同社代表である渡辺紳也。週末にはゴルフ場で過ごす時も多く、若いころからプレイヤーとしてゴルフに深い愛情を持っていました。ゴルフと付き合う長い時間の中で、飛んで曲がらないボール、軽量で低トルクなシャフト、大型ヘッドなど、ゴルフ用品の進化も肌感で感じながらも、グリップには改善の余地がまだまだあるのではないか?という仮説を持ちます。
そんな時に知り合いから「渡辺さんはゴムのプロなんだから、自分が納得できる性能のゴルフグリップを作ってみてはどう?」と声掛けを頂き、試行錯誤の開発に取り掛かります。何度も何度も改善を重ね、ようやくできたβ版のグリップ。プロゴルファーの方達のご意見と、大きな試合の中での実践テストを経て出来上がったのが「WATANABE GRIP」です。
これまで自動車部品という人命にかかわる製品を作り続けてきた歴史とノウハウ。それには、全く妥協を許さない「生産技術」「品質管理」の裏付けがあり、その特性を生かせるゴルフというフィールドで現代にマッチしたグリップをご提供してまいります。
ゴムのプロフェッショナルである会社でしか出せない、優れた感覚を体感して頂ければ幸いです。